現代たまゆら旬感ダイアリー

四季折々の出来事・暦・記念日・話題・雑感などをそこはかとなく書きとどめている日記です。

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人生は花火の様に美しくも儚い。

2017年8月30日、外は小雨、今日の予想最高気温は23℃である。

昨日は30度だったので7℃も差があり、とても涼しく感じられる。

仙台では36日連続降雨日となり、新記録になったらしい。

もう戻り梅雨、とはいえず、秋雨前線による雨らしい。

北の方ではすでに紅葉が始まっているらしい。

 

2017年の秋彼岸は9月20日が彼岸の入り、9月23日に彼岸の中日、9月26日が彼岸明けというからまもなく残暑も終わりかな。


大曲の花火大会は洪水のため開催が危ぶまれたが関係者の必死の努力もあって、26日に無事に終了。

 

毎年同じように夏の終わりを迎えるけれども、決して同じな訳ではない。

花火も伝統の中に新作(スペイン花火等)を取り入れて見事であった。

 

桜を見終わり、ひまわりの夏を迎え、大曲の花火も済み、今また、夏が終わりを告げようとしている今日この頃。

 

「人生は花火の様に美しくも儚い。残された人生いかに生きていくべきであろうか」。

ふとそんなことを思ったりしてみた。

 

 

★大曲の花火
1910(明治43)年に始まり、途中一時中断はあったものの、今回で91回目の開催となる「大曲の花火」。ここで行われる「全国花火競技大会」は、いわば花火師日本一決定戦。

内閣総理大臣賞や経済産業大臣賞、文部科学大臣賞、中小企業庁長官賞、観光庁長官賞など数々の賞が授与されることから、全国の花火師たちの目標となっている。一流の花火師が熱く燃える花火芸術の最高峰をこの目で確かめてみたい。なかでも、注目の大会提供花火「ワイドスターマイン」は、1年かけて製作するという力作だ。

2017平成29年8月26日(土)
・昼花火の部 17:30〜
・夜花火の部 18:50〜


明治43年に始まった「大曲の花火」は、全国選りすぐりの花火師だけが参加できる日本最高峰の全国花火競技大会です。
良い花火とはどういうものか?花火芸術とは?その全ての答えがここにあります。打ち上げられる花火の質、規模は他の大会では見られない内容とあり、毎年、全国各地から多くの花火ファンが訪れます。


2017大会テーマ「行雲流水」


空を行く雲や流れる水のように、物事に執着することなく、自然のままに身を任せる—自然体ながら日々進化し続ける花火。


2017大会提供花火テーマは「生命のまつり」その姿、いと美しきなり。

今年は幅900mに及ぶワイドスターマインが予定されています。

日本三大花火は「秋田・大曲」「茨城・土浦」「新潟・長岡」です。これに加えた「三重・伊勢」の4大会は一度は見ておきたい花火。

米大リーグ、マーリンズのイチロー日米通算4,257安打、ピート・ローズ氏の大リーグ最多安打記録を超える?

米大リーグ、マーリンズイチロー選手が、6月15日のパドレス戦で日米通算4257安打としてピート・ローズ氏の大リーグ最多安打記録を超えてから一夜明けた16日、米メディアも42歳の快挙を大きく取り上げた。

 イチロー選手が2014年までプレーしたヤンキースの地元紙、ニューヨーク・デイリー・ニューズは、日米合算についての両論を掲載。

「<世界一>の安打王になったイチローを祝福しよう。ローズは<大リーグ一>のまま。それでいいじゃないか」とする肯定派の意見を紹介した。

 ピート・ローズ自身は、日米のメディアに語った「俺をキングからクイーンにするつもりか。記録は抜かれていない。高校野球のヒット数まで合算しているんじゃないか。日本の野球のレベルは低い」などのコメント。

その中で出てきているのが、「日米合算の数字であってメジャー記録ではないが、世界記録だ」という見方だ。

 イチローと親交が厚くマリナーズ時代には共にプレーしたケン・グリフィー・ジュニアと、シニアの親子もスポーツイラストレイテッド誌にイチローの快挙への関連コメントを寄せていた。

 ケン・グリフィー・ジュニアは、「(イチローを新しい通算最多安打記録の保持者と見なすことは)難しいのではないか。2つのリーグでの記録なので。とにかく、イチローは驚異的なアスリート。彼は年間に他の選手の2倍ものをヒットを打っている。敬意を表する。本当にすばらしい」と、ローズの記録を抜いたという見方に関しては否定的なコメントをしながらも、「マリナーズがワールドレコードと呼んだそうだが、それはすばらしいと思う」と、世界記録という捉え方に賛同する考えであることを明らかにした。


 一方で否定派は、プロ野球・巨人や近鉄などでプレーしたタフィ・ローズ選手や元西武のアレックス・カブレラ選手らが大リーグではあまり活躍できなかったことを挙げ、「日本が大リーグのマイナーと同等だとは思わないが、大リーグと同レベルだとも思わない」とピート・ローズ氏の意見を支持。


パドレス6-3マーリンズ 6月15日(日本時間16日)ペトコパーク

 

 9回、日米通算4257本目の安打を放った。日本で1278本、そしてメジャーで2979本。不滅の記録と言われていたピート・ローズ(元レッズ)の大リーグ通算最多安打数を超えた。

 1回の第1打席で捕安を放って日米通算4256安打としてあっさりと最多安打に並び、スタンドやベンチからの拍手に塁上で苦笑い。そして迎えた9回の第5打席、守護神のロドニーから痛烈な右二塁打を放ち、一気に抜き去った。スタンドのスタンディングオベーションに対しては、ヘルメットを取って応えた。

 イチローが、誰も立ったことのない高みに到達した。オリックスの新人だった92年に18歳で初安打を放ってから25年。不世出の天才打者の通算安打数がついに「4257」に達した。「球聖」タイ・カッブだけでなく、不滅と言われていた「ヒット・キング」のピート・ローズの記録も抜き去った。

 
 試合後は、日米報道陣の前で記者会見を行い、率直な思いを口にした。

 「ここにゴールを設定したことがないので、実はそんなに大きなことという感じはまったくしていないです。それでもチームメートだったり、ファンの方だったり、ああいう反応をしてくれるとすごくうれしかったです。そこですね。それがなかったら、何にも大したことないですね」。

しかし、メジャーデビューした01年にア・リーグMVPに輝き、04年にはシーズン262安打を放ち年間最多安打記録を84年ぶりに更新。10年にはローズも達成していない10年連続200安打を成し遂げた。

日本球界を経ずに大リーグに挑戦していれば、ローズに匹敵する安打数に達していたと分析する専門家もいる。公式記録でなくとも、「史上最高の安打製造機」と呼ばれるにふさわしい圧倒的な実績を積み上げてきた。

しかし  日米合算の成績はあくまでも参考記録に過ぎない。

 

イチロー(本名:鈴木 一朗〈すずき いちろう〉、1973年10月22日 - )は、愛知県西春日井郡豊山町出身のプロ野球選手(外野手)。マイアミ・マーリンズ所属。血液型はB型。

 
他には「Ichiro」「Ichiro Suzuki」「イチロー・スズキ」などと表記される。
 
NPBMLBの双方で多数の記録を保持している。MLBのシーズン最多安打記録や10年連続200安打などの記録がある。2016年シーズンからNPBMLBでプレーする日本人野手の中では最年長野手となった
 
所属
 
 
位置、投打
 
外野手、右投げ左打ち
 
背番号
 
#51
 
生年月日
 
1973年(昭48年)10月22日
 
身長、体重
 
180センチ、77キロ
 
出身地
 
愛知県
 
経歴
 
 
ドラフト年度と順位
 
1991年4位
 
メジャー移籍
 
 
 

 

春のあけぼのは三文の徳

先日なぜか、朝早く目が覚めた。

その後なかなか寝付けないので何気なく、外に目をやると、外が白んできているようである。

ふと清少納言の「枕草子」の一節が頭に浮かんで来た。

『春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる』。

めったにないチャンスだからと思い外へ出てみた。

するとどうだろう今まさに日が昇ろうとしているではないか。

山裾から朝日が昇り、空も雲も、あたり一帯がピンク色のグラデーション一杯に彩られている。

素晴らしい自然のドラマの幕開けである。


清少納言が表現したかった『春はあけぼのが素晴らしい』。とはこの情景のことだったのか。


現代的に言うならば『春はあけぼのが美しすぎる』。


なるほど清少納言が一日の始が朝にあり、四季の始まり、ひいては一年の始まりに、そして「枕草子」のはじめとして「あけぼの」を文頭に選んだ理由がわかるような気がする。

名詞止、体言止めなどという文法の枠を超えて「春のあけぼの」は美の極みである。

「春のあけぼの」を音楽で体感する為に、マーラーMahler交響曲第1番「巨人」のCD第一楽章かけてみた。


マーラー: 交響曲 第1番 「巨人」 ニ長調 第1楽章 ラトル / バーミンガム市交響楽団

(出だし第一楽章は、微細音pppですのでよく耳を澄ませてお聞きください。)
暗闇から次第に夜が明け、朝日が昇り、小鳥たちが囀り、一日の始まりがよく表現されていると思う。

目と耳で「春のあけぼの」を体感し、幸せ感で一杯の朝を迎えたのはラッキー、チャチャチャ。

まさにルンルン気分である。

体に朝日を浴びるのは体内時計がリセットされ、セロトニンという安らぎ・幸せホルモンが分泌されるので健康に良いようだ。

 体内時計を、毎朝、一定の時間にリセットすることは、健康をリズム良く、維持するには大切だと思う。

体中にエネルギーが満ち溢れ、今日一日何かいいことが起きそうである。

まさに今日は「早起きは三文の徳」。を体現できた。

「春のあけぼは三文の徳」。というべきだろうか。


The early bird catches the worm. 「早起きは三文の徳」

 

肯定的に否定する「~かねます」は日本の文化である。

 ある時パートのおばさんに仕事を頼もうと思って「今、手が空いてますか」と尋ねたところ、「右手はふさがってますけど、左手は空いてま~す」。という答えが返ってきました。

何か頼みたいという気持ちを察してであろうか、『今忙しいんですけど』という否定的な返事ではなく、「右手はふさがってますけど、左手は空いてま~す」。とはなんと面白い答え方をするもんだと、思わずクスッと笑ってしまいました。

 またある寒い日に、行きつけのコンビニで弁当を買った時のことである。

お目当ての弁当をもって、レジに並び会計をしようとしたところレジ係のかわいい女の子が「レンジで温めますか?」と聞くので「お願いしま~す」。そして何気なく「僕のココロも温めてくれる?」と言ってみた。

するとすかさずにっこり、『そのうちね~』とほほを赤らめながら答えたのである。

いいねいいね、脈ありだ。

『このお客さん何考えてるのかしら。おかしいんじゃない』。と普通なら思うところであろう。

ところがそっけなく否定せず、僕のようなやんちゃ坊主の客にも、不快な気持ちをさせないようにという気配りであろうか、にっこり笑顔で洒落た会話ができるとはなんと「イカシタ女の子」なんだろうか。

 

 ビジネスシーンで最も難しいとされるお「断り」の日本語的表現に「~かねます」というのがある。


例えば「お受けできません」ではなく、「お受けいたしかねます」という。


又「応じかねます」、「わかりかねます」、「ご期待には沿いかねます」と応える。


 また「わたしでは答えられません」と言いたいところで「わたくしではお答えしかねます」。というのがビジネスを円滑に運ぶためのスキルというものです。


肯定的に否定するという高等技術である。

肯定的に否定する「~かねます」は悩ましい表現ではあるが日本の文化である。

 


 また、QC(品質管理)活動におけるルールの一つに『原因は「他責」ではなく「自責」として捉え』、「他人の意見を否定しない」というのがある。


「他人の意見を否定しない」という技はグループディスカッションにおいてはなかなか難しいことではあるが素晴らしい「発想」である。

 

 例えば、コップに目盛り2cmほどのお酒があるとする。これを「もうこれしかないのか」と思って飲むのと「まだこれだけあったのか」と思って飲むのとはおのずから味は違うものである。

 


人生、物事はすべからく肯定的に捉え、表現し、人間関係を円滑にし、楽しく愉快に過ごしたいものであることよ。

 

みちのくの花鳥風月・春の宵

古都では由緒正しき春は終わりを告げ、みちのくでは待ち焦がれた春がようやくやってきた。 桜が咲き、ひとひらの花びらが舞い落ちはじめ、やがて花吹雪となって散り、今は藤の花やつつじがあちこちで咲き乱れ、百花繚乱の様相を呈している。

 

生きとし生けるものすべての命が再び誕生している瞬間である。新生の時とでもいうべきであろうか。

 

しかし始まりがあればすべてに終わりも訪れる。

「会うは別れの始まり」だとか。
「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」とは林芙美子が色紙などに好んで書いた短詩である。

 

そしてその昔「花の色は うつりにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせしまに」と絶世の美女であった小野小町も詠っている。

 

花は咲き、盛りを迎え、やがて散る。季節は移ろい、再び訪れる。

しかしそれらは決して去年と同じではない。

そんなことに思いをはせていると、鳥が囀り、香しき香りの花々に彩られし季節をわが身は来年も迎えられるのだろうか、このピンクのグラデーションの景色を体感できるのだろうかと思ったりしてみる。

 

近頃は、年を追うごとに、一日々がいとおしく感じられてならない。ならば生かされていることに感謝しつつ、一日一日を心置きなく、精一杯生きていくほかあるまいと思う春の宵である。 

 

でもね♪~ 今はもう 初夏の幕開けなのである。 あっ、しょう(初夏)か!